自分は今、犬に関する仕事がしたいと思って勉強の日々を送っています。
今日は何でそうしようと思ったのかを、このブログで書きます。（長いかもよ～笑）
今日今まで生きてきた間に、３匹の犬と暮らしてきた。たいして多くはないですが、幼稚園の頃からずーっと犬に触れてきた。
１匹目は純粋な雑種『サスケ』。
この子には、よく相談相手になってもらった。小学生の頃親に怒られて、「出てけ！」と言われ、行く先が無いので外に居た『サスケ』によく愚痴っていた。横にちょこんと座ってくれて、同じような背の高さで何もせず、黙って聞いてくれてたな～。
だけど、ある日おじいちゃんがサンポに行ってた途中で首輪が外れて、呼び戻したときに結構な勢いで手を噛まれ、そのまま戻ってこなかった。
何回も探したけど見つけることができなかった。すごい悔しかった。
今でも、いろんなしぐさや、遊んだ事、隣に居てくれたこと、忘れてない。
２匹目はミニチュア・シュナウザーの『ハンス』
この子はペットショップで完全に売れ残りな子だった。自分達が出逢った頃にはもう６ヶ月で、それでも店長さんがしつけてくれてたから、無駄吠えすらしなっかった。
他で見るシュナウザーよりも大きいし、肋骨の辺がボコッと出てたから奇形の子かなとも思ったけど、普通に元気だった。
だけど、自分は中学に行き、高校に行き、中退したから、働きに行き、車持って遊び三昧だった。
それでも休みの日は、『ハンス』と、桜を見に行ったり、海に行ったり、大きな公園に行ったり、友達の犬も連れてドッグランへ行ったり、雪の中遊んだり、いろんなことをした。
だけど、それだけ。
日常のサンポはおじいちゃん、親任せ、自分は可愛がるだけだった。
時には、頑固すぎて腹たってきて、すごい怒ったこともあった。（もちろん手はあげてません）
そんな中、どんどん歳をとっていって気付けば１１歳。でもまだまだ大丈夫だと思ってた。
急に歩けなくなった。
理由は前足の骨肉腫。どんどん腫れてきて寝たきりになった。
ごはんもあんまり食べれなくなって、あまりの痛さに夜、みんなが寝てるときに泣き叫んでた。
夜中、一緒に寝たりしてたけど、次の日も仕事だしで何も考えてなかった。
今だったら、わかる事もその時はわからず、調べもせずにずっと夜だけ横にいるだけだった。
そして、そのまま死んだ。
その瞬間、全てが後悔に変わった。
どんなにいい言い訳をしても、違った。
家に来て幸せだったのか、楽しく過ごせたのか、どんなに考えても「ハンスありがとう」なんて思えず、未だに「本当にごめん」しかない。
だから、今でも犬が出てくる感動する映画、ドラマは見れない。
シニア・ドッグの本を読んだって泣けてくる。全て後悔から。
「きっと、幸せだったよ」となぐさめてもらっても、そんな事はないよと思ってしまう。
そんななか次に来たのが雑種で保健所からきた生後約３ヶ月の『マルタ』
この子は最初オカンがやっぱり犬を飼いたいと言い出して、連れてきた子なのに、最初から人をすごい警戒して、自分と姉にしか遊んでこなかった。
２日目にして、じぶんの部屋に来てベッドで一緒に寝た。
その日からじぶんが母親になった。
３歳になった今でもいろいろ悪戦苦闘しながら、毎日を過ごしている。
（マルタの事は、これからちょこちょこ小出しでいきます）
こうなったのも、少しでも犬の気持ちがわかるようにと、神様からの宿題なのかなーとか、少しでも『ハンス』に顔向けできるようになるのかなーと思ってる。
こんなことがあって、最初はマルタの為にと思っていろいろ見て、それから保護されている犬の多さがわかって、なんとかしたいと思うと同時に、老犬が最後の最後まで幸せで生きれるようにお手伝いしたいと言う想いから、勉強を始めました。
これからもたくさんの犬ちゃん達と会って幸せな人生を送らせてあげたいです。
ちょっと長いこのブログを読んでくださってありがとうございました。
